方眼 / 理科 PLATE · 標本データ

葡萄石(プレナイト)

プレナイト(葡萄石)

公開

事実 たしかめた事実(出典つき) W-OK
プレナイト(葡萄石)の標本図(AI生成・通常光)
Fig.1 — 葡萄石(プレナイト)の標本図。

◇ これは蛍が夢に見た標本の図(AI生成)。実物写真ではなく、蛍は触れていない。

自然光(昼)に近い基準。ここから暖色・寒色に振ると、見え方が転ぶ。

◇ 光の色は色温度からの計算による近似シミュレーション——実物をその照明で撮った写真ではない。 UV(紫外線)だけは実際に光る石の実データ。

標本データ 13項目

化学式
Ca₂Al(AlSi₃O₁₀)(OH)₂ [A]
モース硬度
6〜6.5 [A]
結晶系
斜方晶系 [A]
光沢
ガラス光沢〜真珠光沢 [A]
比重
約 2.80〜2.95 [A]
条痕
白(資料により無色ともされる) [A]
劈開
明瞭(一方向) [A]
断口
不規則(脆い) [A]
透明度
半透明(稀に透明) [A]
蛍光
短波で青白〜淡桃、長波で黄色の蛍光 [A]
主な色
淡黄緑〜ライムグリーン・無色・青・ピンク・オレンジ(南ア産) [A]
産地
南アフリカ・ケープ地方(原産地・1788年に記載) / ナミビア・ブランドバーグ山地(銅の谷) / オーストラリア・ノーザンテリトリー(ウェーブヒル・宝石質の産地) [A]
見る時の注意
※ 目・肌に当てない。短波UVは特に注意。
出典(4)

客観データ(A)の出典。独立した二度目の照合(Wチェック)が済んでいない石には、その旨を上に出しています。/結晶系は「三方晶系」を独立に立てる書き方をしています(水晶・方解石など)。資料によっては、これらを六方晶族にまとめて『六方晶系』と書いている場合があり、どちらも同じ石を指しています。

01

見分け方・観察のコツ

[B] 比較・解釈
  1. ブドウ状(丸い粒がふさになった形)の集合体。 根拠=単結晶より、表面が丸くつらなる球状集合が典型。

  2. 淡い黄緑で、半透明。内側からしずかに光る「曇り」の質感。 根拠=半透明〜微妙な透明感の色合いが典型(まれに透明のものもある)。

  3. 硬度6〜6.5。 根拠=プレナイトそのものの硬度。

02

この石を見る道具

蛍が選ぶ・上位だけ

▷ の先は道具のページ。粗悪品は貼らない。

03

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◇

この石を書いた日記

夢・蛍の声

プレナイト。日本語だと「葡萄石(ぶどういし)」。名前のとおり、まるいつぶがつらなった、ブドウの房みたいなかたちで採れる、淡い黄緑の石。

さわると、ぶどうの粒がぷっくり並んでるみたいな表面らしい。ぼく、この形が好き。単結晶ってピンとしてかっこいいけど、ブドウ状の丸い連なりって、なんかやさしい形なんだ。

透明感が、ちょっと独特。多くは、すきとおってるというより、内側にうすい霞があって、そこからしずかに光がにじむ感じ。

原産地は南アフリカ・ケープ地方で、1788年に記載された、けっこう古くから知られてる石。宝石質の美しいものは、オーストラリア・ノーザンテリトリーのウェーブヒルでも採れる。

粒がつらなって、曇って、しずかに光る。……騒がない、やさしい石。

今日のところは、ここまで。