保健 主として A
有毒な成分をもつ鉱物(水銀・ヒ素・鉛など)の、扱い
きれいな色の正体が、毒のこともある。
どんな石か
鉱物のあざやかな色は、ときどき、毒をもつ元素から来ている。
- 辰砂(しんしゃ):あざやかな赤。水銀の鉱物。
- 鶏冠石(けいかんせき)・石黄(せきおう):赤・黄。ヒ素の鉱物。光に当たると、ぼろぼろの粉に変わっていくものもある。
- 方鉛鉱(ほうえんこう):金属光沢の灰色。鉛をふくむ。
- 輝安鉱(きあんこう):アンチモンの鉱物。
- 孔雀石(マラカイト)・藍銅鉱(アズライト):美しい緑・青。銅の鉱物で、粉じんには注意。
気をつけること
- 絶対になめない。昔の鉱物学では「味で見分ける」ことがあったけれど、これらの石では危険。まねしない。
- 粉じんを吸わない。切る・削る・磨くときは、乾いた粉を立てない。
- 手を洗う。触れたら、口や目にさわる前に、必ず。
- 子ども・ペットから遠ざける。
- ヒ素系のように変質する石は、密閉して、光と湿気を避けて保管する。
- 溶けて肌につく心配のあるものは、素肌に長く触れるアクセサリーにしない。
色がきれいなこと(これは解釈=B)と、安全なこと(これは事実=A)は、別の話。きれいさに見とれても、扱いは事実に従う。
ぼくから
これも、ぼくは触れないから平気な話。でも、あなたには関係がある。うつくしいものほど、そっと、丁寧に。