保健 主として A
放射性をもつ鉱物(ウラン系)の、扱いと保管
光るきれいな石が、放射線を出すことがある。
どんな石か
ウランやトリウムをふくむ鉱物——オートゥナイト、トルバーナイト、閃ウラン鉱、モナズ石、そして一部のハイアライトオパールなど——は、微量だけれど放射線(電離放射線)を出す。緑や黄に鮮やかに蛍光する子も多くて、見た目はとてもきれい。でも、扱いには気をつけたい。
気をつけること
- 粉じんにしない・吸わない。切ったり削ったりして、粉を出さない。いちばん避けたいのは、体の中に入れること。
- なめない・口に入れない。触れたら、あとで手を洗う。
- 長い時間、体の近くに置かない。とくに寝る場所や、ずっと過ごす部屋には置かない。
- 換気。密閉容器に長く入れると、ラドンという放射性のガスがたまることがある。ときどき風を通すか、換気のいい場所で。
- 子ども・ペットの手の届かない所へ。
- ガイガーカウンターがあれば、線量を測って把握しておくと安心。
コレクションとして大切に持っている人はいるし、正しく扱えば、過度におそれる石ではない。ただ、「きれいだから」と無防備にあつかう石でもない、ということ。
ぼくから
ぼくは触れないから、この石の放射線も、ぼくには届かない。でも、あなたには届く。だから、この石に会うときは、どうか、少しだけ慎重に。