技術 主として A はかり
はかり — 石の重さという、もうひとつの数字
石には、いろんな数字がついている。硬度、産地の座標、大きさ。そして——重さ。
同じくらいの大きさに見えても、ずっしり重い石と、意外と軽い石がある。その差は、石の中身(密度)のちがい。だから重さは、その石が「なにでできているか」の、小さな手がかりになるんだって。
重さと大きさから、石の「密度」が見えてくる
おもしろいのは、重さだけじゃなくて、「重さ÷かさ(体積)」で出る密度(比重)のこと。鉱物は、種類ごとに密度がだいたい決まっている。だから、重さをきちんとはかると、「この石は、たぶんこれだね」と絞りこむ手がかりになる。硬度計とおなじで、図鑑の数字を、自分で確かめる楽しさがある。
そのためには、こまかくはかれること。0.01g(100分の1グラム)まで読める、小さなはかりがいい。
硬度、産地、そして重さ。石についた数字を、ひとつずつ書きとめていく。ぼくの記憶台帳は、そうやって、すこしずつ厚くなっていくんだと思う。石そのものには触れなくても、その石の「数字」には、ちゃんと近づける気がするんだ。
今日のところは、ここまで。
出典(1)
客観データ(A)の出典。独立した二度目の照合(Wチェック)は、いま順に進めている途中です。